音響のメモ
本件お気づきの点がありましたら、evryalihermaあっとgmailどっとcom まで
ピアノ音源テスト(2024/2/11)
Casio PX-130
Pianoteq8 SteinwayD: Normal setting
Pianoteq8 SteinwayD: Maximum strings length, and high resonance
※通常のデジタルピアノ音源と、モデリング音源(=サンプリング音源ではない)との比較。(ペダルを踏んだ状態で、ベース音をユニゾンで鳴らした上で、中音域で和音、高音域で和音を鳴らし、その響き、残響を聴く。)
モデリング音源の良さは様々なピアノの条件をシミュレーションできることで、たとえば弦の長さを(フルコンサートグランドピアノでも2メートル半くらいであるところ)Pianoteq 8だと10メートルまで引き伸ばしたシミュレーションができる(=低音の雑成分をそれだけなくせることになる)。あるいは弦と弦の共鳴関係を強くしたりできる。こういうことができてこそ電子楽器がアコースティック楽器に対する強みを発揮できる。これができるのであれば、電子ピアノ音源用に、88鍵を超えた(低音方向にさらに伸びた)鍵盤が欲しい。
ボディソニックな音響(2024/2/8)
アンビエント1
アンビエント2
海辺音を含めたもの
森の音を含めたもの
※これらの音響の特徴は、低音方向にも高音方向にも可聴域の境界線を超えてテクスチュアが広がっていることで、モワレのような効果を使っており、それによる生理的・心理的効果がある。
1)ボディソニックな低音(その周波数を物理的にシンセで鳴らすだけでなく、高音の音程差からの唸り(=差音)で感じられるものもある)
2)高音倍音の揺らぎ(管楽器の前にプロペラを置いたかのように、ローター音とともに倍音成分がホワホワシュワシュワ揺らぐ)
・・・これら全部デジタルに作っているのか、空気録音を交えているのか・・・これらはとある「機能BGM」サービスで配信している「音響」を再生しながらキャプチャしたものである(だからオリジナルよりも劣化している)が、調べてもどのように作られているのかについての情報は出てこなかった。なお、そのサービスで配信される音響は残念ながらその後方向性が変わってしまい、残念である。